「これも全部あの夏のせい」はズズズキュン!に連載中のBSさん先生の作品です。
容姿、スペック、金と何一つ自慢できるものはない大学生の青年のひと夏の青春が描かれた作品です。
青年男子の純粋な恋や下心との葛藤が絶妙のシチュエーションでコミカルに表現され、面白くもあり、切なくもある青春時代の胸のざわめきを味わえますよ。
それでは、5話のあらすじや感想をお伝えします。
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前回のあらすじ
酔いつぶれた無防備なスミレを前に欲望を抑えきれない大吾は、ギンギンのアソコをスミレの口にあてがう。
しかし、こんなことで嫌われてしまってはと思い直し、襲うことはしなかった。
モヤモヤしていると、さゆりと瑛太の部屋のドアのスキマから、裸で抱き合う二人が見える。
大吾が気になり、覗いているとさゆりと目が合ってしまう。
翌日気まずい雰囲気の中、瑛太が用事で出かけることに・・・・
「これも全部あの夏のせい」第5話のあらすじ
その日の深夜、大吾は寝付けずにいた。
腹もすいたので起きると、さゆりも起きていた。
「瑛太がいなくてなんだか眠れなくて」とさゆり。
大吾は「俺は腹が空いて、なんか食おうかなと思って」というと、さゆりが「何か作ってあげようか」とささっとラーメンを作ってくれる。
大吾はラーメンをすすり「超うまい!スミレが作るとうどんになっちゃうんだ。料理ができるなんて意外だな」と感想を言う。
さゆりは「また、偏見で判断して、私をどういう女だと思っているの」
大吾が「お嬢様っぽいし、家事とかしなさそうに思えて」というと、「家事全般なら任せてと」さゆり。
「でもうれしいな。瑛太は舌が肥えてて、私の料理あまり食べてくれないの」「スミレさんはなんで大吾さんに冷たくするのかしら、こんなにキュートでかわいいのに」
大吾は「そうかな」と照れる。
さらにスミレは「大吾さん、スミレさんと付き合って1年以上たつのよね。どうやって性欲は解消してるの?」
驚く大吾だったが「男なんてみんな一緒さ、AVとかで・・・」と答える。
スミレは「かわいそう、ちゃんと恋人がいるのに」と同情する。
「大変そうね、お盛んな時期なのに。運動すれば性欲はまぎれるの?」とスミレが続ける。
「いや、それどころか高まる」と大吾。
「なんだ、まぐれるんだったら私も運動しようかなと思ったのに・・・・私も欲求不満なの」
「瑛太は忙しくてなかなか会えないし、会っても一回ヤったらおしまいだし・・・」
大吾は瑛太の奴彼女を満足させられないのか。完璧な人間なんていないんだ。おれは自信あるけどなと優越感を覚える。
大吾は「そうなんだ、俺は一回でもみんな満足してくれるけどな」
「本当、大吾さん上手なのね」
「はは・・・一応、俺、大きいほうだから」
「あら、本当」
「そういえば、瑛太と銭湯行ったことなかったな」
スミレは手で大きさを表し「瑛太のはこのくらいでちょっと細いかな」と大吾に教える。
大吾はすっかり優越感を覚え、「あいつに、テクニック教えてやらないとな。大きさがなければテクニックくらいなきゃ」とどや顔を見せる。
スミレは「性欲のない瑛太とスミレさん、セックスが好きな私と大吾さんそうやって出会ってればよかったのにね」
ベットに入った大吾だったが、スミレさんとの会話を思い出し、誘っているのではと思い始める。
パイパンを見た時も本当は起きていたのでは、そうに違いないとさゆりさんの寝ている部屋へ入っていく。
一夜限りの過ちだ、秘密は守るはず、この度が終われば元通りと自分に言い聞かせ、さゆりの寝顔を見る。
すると「大吾さん何してるの?」とさゆりが気づく。
「今すぐスミレさんにばらす」と部屋を出ていこうとするさゆりにしがみつき、「お願いだ、何でもするから」と懇願する大吾。
さゆりは「膝まずきなさい」と大吾を正座させる。
「あんた、とんだ恥知らずね。彼女がいるのに友達の彼女に」と言いながら足先で大吾の乳首をいじる。
「瑛太もいないし、簡単にヤれると思ったの」
大吾が黙ってると「言いなさいよ」とさゆり。
大吾は正直に話すことにした。
「さゆりさんとしたくてどうかしてました。さゆりさん俺のこと嫌いではないような気がしたし・・・」
「はぁあ?!」「男ってそういうところが問題なのよね。ちょっと優しくすると自分のこと好きだと勘違いして」
「仮にそう思ったとしても、友達の彼女にすることなの。穴なら何でもいいの」と足を大吾の顔や乳首にあてる。
そこでさゆりは大吾の股間に気づく。
「うわぁ・・・こいつ」「勃ってんの?」
足で股間をつんつんする。
「立ちな」と大吾を立たせると「脱ぎな」と言ってパンツを脱がせるさゆり。
大吾の直立したアレが露になり、先端からは透明なドロッとしたものが流れ落ちる。
「よくもまあダラダラと」と大吾のアレを凝視するさゆり。
「おい!」と大吾の股間を手ではたく。
大吾は腰を引くと「真っすぐ立て」と直立させる。
「ねぇ、この状況で興奮してるの」「こんなことされてしぼむどころか、大きくしちゃって」と大吾のアレをペシペシするさゆり。
「ごめんよ、余りにも飢えすぎて、こいつをコントロールできないんだよぉ」と涙を流す。
「嘘言って、そうやってこの一年間いろんな女に手を出したんでしょ」
「いや、誓ってさゆりさんだけだよ」
「なんで、私なの?」
「さゆりさんがきれいでセクシーだから」
「かわいそうにね。こんな立派なものを持っていながら、1年もおあずけなんて・・・」
大吾はこれはいけるかもと直感し「マジで俺と一度だけやってくれないか?絶対後悔させないから」とお願いする。
少し間をおいて「さっきのはなかったことにしてあげるわ。出て行って」とさゆり。
大吾は自分の部屋で自慰して果てる。スミレにばれたらどうしよう、この後はおとなしくしていようと思った。
翌朝、さゆりさんに「おはよう」と声をかけたが、無視される大吾。
スミレは「今日はやけに忙しいのね」といわれ、ドキッとし「昨日、あまり眠れなくて」とごまかす。
その時、股間に違和感を感じた大吾。
テーブルの下でさゆりが足を伸ばし大吾の股間を刺激していた・・・・
「これも全部あの夏のせい」第5話の感想
さゆりさんの女王様にやられた男性は多いのでは?
あの状況なら勘違いしてしまうのは当然とも言いえますね。
大吾の男としてのここだけは勝っているという優越感も共感できますよね。
何か自信のあるものが一つでもあると、それだけが自分の核になるというか、俺はこれだけは負けないと思えてしまうのが男。
まぁ、その自信も思い込みであることの方が多く、後に気づくことが多いのでしょうが・・・
しかし、その積み重ねで成長していくのです。
まとめ
「これも全部あの夏のせい」第5話のあらすじ、感想はいかがでしたか。
さゆりさんとどこまでいくのか、スミレさんにばれずに済むのか、展開になるのか気になりますね。
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