「明日のエサ キミだから」は月間ヤングマガジンに連載中の若杉公徳先生の作品です。
学園に突如として現れた人を喰らうバケモノ。
バケモノから身を守る為の苦肉の策はバケモノに生贄となるエサ(人間)を与えることだった。
学園を舞台にカースト底辺の主人公が生き残りをかけるサバイバル漫画。
スリルの中に絶妙な加減でインサートされるギャグと下ネタのスパイスが病みつきになる作品です。
今回は12話のあらすじやネタバレ、感想をお伝えします。
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前回のあらすじ
街は荒廃して人影はなかった。
街を探索し食料を確保した5人。
宗太は山吹との約束を果たそうと銭湯に。
ところが突然ミケが出現。
謎の男に助けられる。
その男は山吹の知り合いだった。
「明日のエサ キミだから」第13話のあらすじ
たっちゃんは山吹の小学校の3個上の先輩だった。
山吹は信頼しているようでお互いの無事を分かち合う。
宗太は少し嫉妬して、たっちゃんに何者か問う。
たっちゃんは全裸の宗太を指摘して逆に問いただす。
宗太が山吹との関係をほのめかすと、たっちゃんは宗太のイチモツにナイフを突きつけ山吹に手を出したら切ると脅した。
山吹はたっちゃんに自分も意思であることを伝えると、たっちゃんは釈然としなかった。
ひじりがたっちゃんの生き延びた経緯について質問。
たっちゃんの通う大学にもミケが現れい続けた、外にも同じようにミケがいて絶望したが仲間と闘い続けたのだった。
そして、多くの仲間の犠牲を伴ったが倒し方が判明。
ミケを倒すには手順があった。
先ずは4つの目をつぶす。
視力を失うとミケは錯乱状態になり、その状態になると皮膚の強度が弱くなり体にも攻撃が効くようになる。
特にシッポの付け根が弱点であることが判明したという。
ひじりが山吹が倒したミケの時に思い当たる節口にすると、たっちゃんは驚く。
たっちゃんの住処のホテルで落ち着いて話をする。
たっちゃんは宗太たちの学校の話を聞き事情を呑み込むと山吹を褒めた。
そして、恐らく西の方に避難所があるという予測から今後の方針が見えてくる。
今日はゆっくり休むことにしてそれぞれの部屋に向かった。
たっちゃんは宗太に鋭い目でけん制した。
部屋でコンドームの箱を眺めセックスを逃したことを残念がっている宗太。
宗太はたっちゃんに嫉妬しつつも、自分で慰めようとしていると山吹が宗太の部屋にやってくる。
山吹は約束だからと宗太に抱き着きベットに強引に寝かせた。
宗太は意を決して山吹にキスしようとした時、ドアからたっちゃんがナイフをちらつかせる姿が見えてビビる。
山吹が振り返ると誰もいない。
もう一度キスを試みるがやはりたっちゃんが凄いナイフ裁きで宗太をけん制。
宗太はヤリたいのは山々だが、たっちゃんの本気が伝わり今回は諦めることにした。
山吹は宗太に断られ女の魅力がないのかと気にする。
翌朝、たっちゃんは宗太に強い男になったら山吹とのことを考慮すると言った。
車で移動するとき、山吹はたっちゃんのバイクの後ろにのり、すっかりたっちゃんに取られる形。
ひじりは昨日、山吹が宗太の部屋に行くように仕向けてくれていたようだ。
宗太の臭いを指摘する。
宗太は腑に落ちないでぶつぶつ愚痴っていると、バイクのたっちゃんがスピードを上げて曲がれと指示してきた。
何かと思っているとミケが口を開けて追いかけて来ていた。
たっちゃんは1匹なら倒せると考えていると前方からさらに2匹現れた。
バイクは何とかすり抜けて突破したが、車は避けたものの壁に激突してしまう。
宗太は強くなりたい気持ちが前に出過ぎて、やけになって車から飛び出してミケと対峙する。
「明日のエサ キミだから」第13話の感想&考察
たっちゃんは小学校の先輩でしたね。
クラブが一緒だったようでかなりの信頼関係があるような印象です。
元カレが現れたような心境の宗太。
しかも自分より優れている。
嫉妬する気持ち、フラストレーションが伝わります。
たっちゃんの情報から、ミケの倒し方が判明。
自衛隊ですら倒せないのに、山吹のパンチで倒すという不自然さがありましたが、理由がわかり良かったです。
それでも自衛隊の武器の方が有効な気もしますが・・・
山吹さんの女の子らしい一面がよいですね。
たっちゃんの目があるのでしばらくセックスはお預けになりそうです。
今後の展開について
車がダメになり、ミケ3匹から逃げ出せるのか。
たっちゃんと山吹が活躍しそうです。
宗太もやる気だけが先走り危険ですね。
ミケが現れた理由は宗太の臭いと関係があるのではないでしょうか。
まとめ
「明日のエサ キミだから」第13話のあらすじ、感想はいかがでしたか。
今後の展開が楽しみです。
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