「明日のエサ キミだから」は月間ヤングマガジンに連載中の若杉公徳先生の作品です。
学園に突如として現れた人を喰らうバケモノ。
バケモノから身を守る為の苦肉の策はバケモノに生贄となるエサ(人間)を与えることだった。
学園を舞台にカースト底辺の主人公が生き残りをかけるサバイバル漫画。
スリルの中に絶妙な加減でインサートされるギャグと下ネタのスパイスが病みつきになる作品です。
今回は19話のあらすじやネタバレ、感想をお伝えします。
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「明日のエサ キミだから」第19話のネタバレ
18話のあらすじ
ミケに襲われていた宗太たち一同は避難所のバスに助けられた。
宗太はマンホールに取り残された山吹を助けるためバスから飛び降りる。
ひじりたちは避難所に到着。
そこはキングタオ大将軍が統治するインビジブル・マッド・ランド、通称IMLなる独特の集団。
ひじりはIMLのルールに疑問を持ち逆らうのだが・・・。
19話あらすじ&ネタバレ
ひじり、オッサン、政井の3人は原田からIMLの概要の動画を見る。
IMLはそれぞれの役割を持ち生活する。
調理班、監視班、調達班など各自の活躍ごとにタオポイントが貰え、頑張りしだいで待遇も変化するらしかった。
オッサンと政井は受け入れたが、ひじりは納得いかなかった。
ひじりだけ閻魔の間に呼ばれていた。
原田はあの態度では自業自得だと言った。
ひじりは独裁者のようなタオはどう考えてもおかしいと訴えた。
原田は嫌なら出ていくしかないと投げ捨てる。
中井恵美が閻魔の間でタオに心を開くようにアドバイスする。
逆らったらどうなるか聞いたひじりに中井は無言で首を振るだけだった。
原田の無線にタオ様からひじりを呼ぶ連絡が来る。
ひじりは原田に連れられ閻魔の間に向かった。
扉を開けるといきなりのミケ姿に驚く。
奥に甲冑のタオが若い女性を蔓延らせ座っていた。
タオはひじりにIMLで暮らすか、外に出てミケのエサになるか問う。
ひじりは安全に暮らしたいと答える。
タオはそれなら忠誠を誓えと迫った。
中井の言葉を思い出しタオに従うひじり。
するとタオは晴れてIMLの一員になったひじりにビックチャンスを与えようと言った。
女たちに脱鎧を命じ鎧がはがれていく。
鎧の中の人物は汗だくのだらしないカラダの禿親父だった。
キングタオの中身の男は田尾真一と名乗った。
女たちに甘えた声を出し、全身を舐めさせる。
嫌悪感を抱くひじりに田尾は息抜きだと言った。
そして秘書班に入れてあげると誘惑。
田尾は股間を膨らませ女のブラを外しつつ、自分とこうやって子孫繁栄に励むなら2億タオポイント贈呈すると言った。
側近の男が、2億タオポイントあれば億万長者と一緒、タオ様と戯れる以外は自由に高級ホテルで優雅に暮らせる。
もし断るならと側近が言いかけた時、ひじりはやるわけないとキレて側近に蹴りを喰らわせた。
ヤルくらいなら死ぬほうがましと言い切るひじりに、タオは不敵な笑みを浮かべる。
ひじりは演習班に入れられた。
中井と原田は忠誠を誓わなかったことに驚きつつ、演習班の恐ろしさを説明した。
演習班はバケモノと闘う訓練をし、タオ様や群衆の前で戦わされるアトラクションのようなところ。
いわば、タオ様に逆らった者の見せしめだった。
ひじりは結局エサになるのかと怒りが込み上げた。
何とかタオに抗えないかと考えていると、田尾のミケを手懐ける能力が笹塚と同じなら、洗って匂いを取ることで失われると思った。
しかし、その方法が思い浮かばず、笹塚と山吹の帰りを待ち望むしかなかった。
一方、宗太は暗くなったころマンホールの場所にたどり着いていた。
山吹を必死に探していると、ミケが姿を現す。
ミケの口のところを見ると山吹の着ていたパーカーがぶら下がっていて言葉を失う宗太だった。
「明日のエサ キミだから」第19話の感想&考察
IMLの概要が明らかになりました。
ミケを操る権力者タオの独裁国家でした。
中身は田尾真一というキモいオヤジ。
当たり前にように従い出世するために献身する住人。
生き残るために苦渋の決断で従う若い女性たち。
ミケに喰われるよりマシだから仕方ない。
そんな中での、ひじりの行動はクール過ぎです。
匂いに気づきはじめているし、田尾に一矢報いて欲しいですね。
今後の展開について
ひじりが配属された演習班。
鍛えられて大変でしょうが、ひじりのレベルアップに期待したい。
山吹さんも心配ですね。
食べられてはいないと思いますが、裸で再会なんてことになるかもしれません。
まとめ
「明日のエサ キミだから」第19話のあらすじ、感想はいかがでしたか。
今後の展開が楽しみです。
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